『風流 』 って?
2014/01/30

これは驚いたぁ
風流と言う言葉
なかなかに奥深いではないか
「良寛学習会」 に参加していて
今回の話題は
「地獄で生きていく力」 という風流 p130
『到る所意にかなわず・・・』 からはじまるこの項
どこへ行っても心は充ち足りません・・庵に帰ってきても惨めな裏住まい
餓鬼共にバカにされるのを我慢し、夜は隣の家のうるささに黙っています。
何もない部屋は白々として、囲炉裏には長いこと火がないのです。
『やんぬるかなまた何をか道わん。万事みな因縁』
こんな運命だが愚痴も言えまい、何事もすべてご縁だったのですから
良寛の業の深さと、
それに覚めて解脱、脱落した枯淡な心とが共存しています。
禅ではそれを「地獄で生きていく力」といいます。
良寛の風流はそこにあったのです。(引用)
禅的「風流」とは、文字通り「風の流れ」であり「ゆらぎ」の意味だそうです
自然の美しさに触れ、心がゆらぐ、これはわかりますけど、
自然の脅威、たとえば地震や雷、台風などに慌てふためく心のゆらぎも「風流」
また不足の事態、それに苛立ったり悲しんだりする自分の心の動きもまた「風流」
ゆらぎながら必死に対応することで、思いもしなかった自分に出逢うことができる、
それはそれで風流ではないか、という捉え方、驚きでした

人それぞれの心が、事象に呼応し、
それを自由に味わうことが「風流」なのだそうです
それにしても 良寛さまは 壮絶な人生を生きた方ですねぇ
70歳になって 30歳の美しい尼僧との相聞歌
彼女に看取られたことが、唯一の華だったのか・・・
会場になっている「あがたの森」公民館の2Fから

この記事へのコメント
違う話ですいません。
ドラマ「隠蔽捜査」観られていますか?
2巻目に入りましたね?このまま、3・4・5といくのでしょうか?
楽しみでもあり、不安でもあります。
杉本さんの竜崎署長・古田さんの伊丹さん、板についてきた気がします♪
Posted by がんじい
at 2014年01月30日 08:17
>> がんじいさん、おはようございます^^
楽しみに見てますよ~
割と原作に忠実ですよね
竜崎さん、杉本さん、良いじゃないですか^_^
二人のコンビも!
周りのキャリア官僚にもうちょっとマシな骨のある人物がいないものかしらねぇ・・
こういうところが、やはりフィクションだなぁって思いますけど・・・
Posted by うたかた夫人
at 2014年01月30日 08:59
風流に生きるというのは、粋ですね。できれば、天国で生きて行きたいものですが、、、。^~^/
Posted by ひろかず
at 2014年01月31日 02:57
>> ひろかずさん、 おはようございます^^
良寛さまの一生は、
この世では、まったくもって《有りうべからざる》ものだった?
もの凄い精神力に支えられていたのですね
わたしも、天国では粋に生きてみたいものです☆
Posted by うたかた夫人
at 2014年01月31日 06:27
うたかた夫人 こんにちは~
まぁ~ そうですかぁ~
風流という言葉の意味♫
始めて知りましたが 人生はすべて
受け入れてこそなんですねぇ~
つい 辛いことから逃げたくなる私ですが。。。
さすがは うたかた夫人
学ぶということは一生の大事なことですね♪
(=^・^=)
Posted by 福寿荘 女将
at 2014年02月02日 10:35
>> 女将さん、ご無沙汰しています^^
そうなんですよね
すべてをありのままに受け入れるってことが
なかなかできない
つい、不足を感じてしまったり、逃避したり、
良寛さまの生き方をつらぬくことは至難の業
まぁ私はもう歳ですから
少しは近付きたいものですが世俗にまみれているよ^^
Posted by うたかた夫人 at 2014年02月02日 16:18
うたかたさま
おはようございます!
人それぞれの心が……それを自由に味わうことが「風流」
うたかたさまも日々勉強なさっているのですね!
すぐに考え方を変えることは出来なくても
教えを思い出せたら ラクになる時もあるのかなぁ
と思いました。
Posted by yoneyama
at 2014年02月03日 11:10
>> yoneyamaさん、こんにちは~^^
なんだか無性に本を読みたくなるときがあるんですよ
良寛さまについては手毬つきのイメージしかもっていなかったけれど
凄い反骨精神の持主と知り、いろんなことを知りたくなったという訳です
でもね、私の実生活はというと、お金儲けに走ってるの(苦笑)
Posted by うたかた夫人
at 2014年02月03日 15:52